便乗
え〜と…金曜日までだったような気がするんですが、とりあえず便乗してみようかと。
- 身近な飲み物『ココア』について。
ココアの原料、カカオ。カカオ豆は学名「テオブロマ?カカオ」といい、ギリシャ語で「神様の食べ物」を意味するそうです。
カカオ栽培は、マヤを中心に紀元前2000年の頃から行なわれていたと推定されているそうです。
カリブ海に面したベリーズというところでは、紀元前1100年頃のカカオ豆の殻が見つかっているとか。
其れを踏まえて考えると、カカオには4000年もの歴史があり、お茶や珈琲よりも古いという事になるそうです。
カカオが歴史上に登場するのは、マヤ文明の絶頂期7〜8世紀の頃からで、カカオポッドの彫られた石彫が見つかっているそうです。
16世紀、アステカ王国時代の皇帝モンテスマは、滋養補給や健康維持の為に、カカオ豆をすりつぶして飲んでいた、と伝えられているとか。
原料のカカオ豆はかなり高価だったようで、兎1匹がカカオ豆10粒で売り買いされていたそうですよ。
因みに、大陸発見を目指してスペインから大航海の旅に出たコロンブス、現在の中米ホンジュラスの沖合で、カヌーを操り近隣の名産品を売り買いする住民達が、通貨としてアーモンドを大切そうに扱うのを目撃しました。
実は…アーモンドではなくカカオ豆。
それがコロンブスとカカオ豆の最初の出会いだったそうです。
その後スペイン人のアステカ征服の際、数々の戦利品と一緒にヨーロッパへ持ち帰られたのがカカオ豆だそうです。
その後、19世紀になってカカオ豆から脂肪分が取り除かれココアが誕生したそうです。
関係ないけど、今何故か牡鹿にいます(笑)